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達成感を壊さない

  • シリーズ3

四歳の子供のママの話です。子供が一向におもちゃを片付けてくれず「このままずっと片付けられない子に育ってしまうのでは」と心配していました。

でも考えてみてください。”片付ける”ということは、子供からしてみれば、つくった世界をリセットすることなのです。

子供が一番悲しいのは、自分の意思じゃないのに、大人の都合だけで自分の大事なものを片付けられてしまうこと。

大事にしていたものを勝手に誰かに捨てられてしまったという経験がある方は気持ちがわかるのではないでしょうか。それと同じです。

ブロックでつくる基地がまだ完成していなくて、この後また続きをつくりたいというときもあります。
それなのに無理やり片付けさせてしまうと、子供にとってみれば「やりきった」という達成感を得られないまま、嫌々リセットをすることになるのです。

そんなことが度重なると達成感を経験せずに育っていくので途中で投げ出すということが染み付いてしまいます。
それでは大人になったとき困ってしまいますね。

そのママにアドバイスをしたところ、片付けをその都度しなくてもいいスペースをつくってみたそうです。「このスペースなら、出しっぱなしにしていてもいいよ」と時間的にはやめさせても、また続きから遊ぶことができるということですね。

すると子供はやりかけのおもちゃをきちんとそのスペースに置くようになりました。

これまでは子供が片付けないことにイライラしていたママ自身の気持ちも晴れて、穏やかに過ごせるようになったそうです。

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