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肝心なところで失敗する人2

  • シリーズ2

このようなケースはいかがでしょう。

〇オリンピックの長距離協議で金メダルを確実視されていたランナーが、本番の当日に下痢を起こして、入賞ラインにも達しなかった。
外国のスポーツライターに言わせると“過剰練習”のためだそうです。日本では、振るわない結果は「死ぬほど練習したのだから」と合理化されます。
柔道の金メダリストの山下教授の「私にとって休息も練習のうち」という言葉が思い出されます。

〇庶民の人望を集め、再度の選出が有望視されていた大都市の知事が、セクハラ問題で失脚していく。経済的困難をのりこえて最高学府を卒業、国の中枢機関に地位を得た高級官僚が収賄事件で一生を棒にふる。
精神分析では、このような状態を「成功の被害者」という概念でとらえています。従ってこの禁止令の奥にはマゾヒズム的な処罰の要求(無意識的罪悪感)が働いている場合もあるのです。

〇野球で有名なある高校で、監督がスパルタ式の指導で甲子園を目指していました。ところが生徒を金属バットで殴打した事件が発覚して、その野球部は出場停止の処分を受けてしまいました。
外国のスポーツ界の指導法は変わりつつあるといいます。ゴルフのジャック・ニクラウスは「競争することは楽しいんだ。競争の楽しさが失われたときが、私の引退の時だ」という考えで自分をモチベートしているといいます。

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