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なぜゲームをやめられないのか1

  • シリーズ2

幼児的な C の心が理性を狂わせる

多くの例で述べたように、ゲームの結末は不快な感情をもたれし、しかも当事者たちはそれをくり返し味わうことになります。
人はなぜこのようなゲームを演じるのでしょうか。ゲームを演じる動機と原因について、詳しくまとめると次のようになります。

◎人は自分の基本的構えを反復、確認するためにゲームを演じる
人はその幼時からの成長過程で、自分と他人(特に親、兄弟、姉妹)に関して何らかの結論、あるいは確信を持つようになります。
たとえば「お前みたいな奴は生まれてこなければよかった」といった態度の親のもとで育ったとすると、子供は「私は愛されていない。僕はOKではない。大事な人間ではない」という確信を持ち、それが残りの人生につきまとうことになります。

交流分析では、人が自分自身と他人について、どう感じどんな結論を下しているかということを「基本的構え」と呼びます。基本的構えには「私はOKではない。他人はOK=自己否定・他者肯定」「私はOK。他人はOKではない=自己肯定・他者否定」「私も他人もOKではない=自己否定・他者否定」「私も他人もOK=自己肯定・他者肯定」の四つがあります。

このうち問題を生じる可能性のある構えは「私も他人もOK」をのぞく三つです。
ゲームは、こうした自己否定・他者肯定、自己肯定・他者否定、あるいは自己否定・他者否定の構えを立証しようとしてくり返される行動様式と解することができます。

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